これまでの人生を振り返り、これからの人生を考える場所

挙式会場について

全体的にアート建築のようなシックで洗礼された造りになっています。
初めてホームページで挙式会場の写真を見た時は、コンクリートだけの無機質で冷たい印象だったのですが
実際は無機質な会場が人を引き立てるように設計されており、
何も無い空間だけど大切なゲストがそこにいるだけで成り立つ時間がとても素敵でした。
また、この会場が「一つの輪」のコンセプトの元、すべての角をとり丸みを帯びている造りと知ったときは鳥肌が立ちました。
会場自体が洗練されているため余計な装飾が不要。特に中央に飾られている季節のお花がとても素敵で印象的でした。
季節のお花は季節ごとに入れ替わるらしく
私達の挙式では秋の紫陽花でとても綺麗でした。

披露宴会場について（会場名：IWAI OMOTESANDO Living room）

3階にある着席40名のliving roomを使いました。
会場全体がナチュラルテイストで、挙式会場同様こちらもまた別の温かみを感じることが出来る場所でした。
長テーブルが2列置いてあり、正面には大きなソファと大きなテレビが特徴的です。
入って左手にはカウンターがあり、そこからドリンクが運ばれてくる感じでした。
こちらも会場自体が洗練されているため余計な装飾は不要。
テーブルの中央には鉢植えに見立てたスナックが置いてあり、テーブルが寂しいみたいなことは無かったです。
高砂のない披露宴でゲストとの距離が近く移動も自由できるので、とてもアットホームでホームパーティーのような披露宴を行うことが出来ました。
ソファでくつろぐゲストが居たりと、他の披露宴ではありえないほど
みんな非常に自然体でずっと笑顔で過ごすことができたと感じております。

最初の見積りから値上りしたところ

初回でしっかり見積もれたおかげで
特に見積もりから大幅に変更することは無かったです。
また、納得感のある料金設定でとても良かったです。
持ち込みは無料でしたので、プチギフトとブーケ、ブートニアを持ち込みました。

最初の見積りから値下りしたところ

初回でしっかり見積もれたおかげで
特に見積もりから大幅に変更することは無かったです。
また、とても納得感のある料金設定でとても良かったです。

料理について

参列したことのあるどの挙式と比べても、他にはない創作料理でした。
コース料理なのですが、フレンチの要素もありつつ、出汁にこだわり、
和風らしさも大切にされている印象を感じました。
豪華なコース料理や高級食材を使うということではなく、
テーブルを囲む思い出をコンセプトとしてデザインされているそうです。
ご飯では【同じ釜の飯を食う】と言われるように、家族や仲間の象徴として
大きな一つの釜で炊いた米を、私達の手でよそってゲストへ配らせてもらいました。
ウェルカムドリンクはなしにしていたのですが、ドリンクからゲスト一人ひとり選んで頂き、それで乾杯をしました。
ビールはcoedoビールで、ソフトドリンクもおしゃれで飲みやすく、美味しいものばかりでした。
個人的にはデザートに出た茸のチョコレートアイスがとても美味しかったです。
茸を使っているとは思えない見た目で、茸類が苦手なゲストも伝えるまで気付かず、
美味しいと完食していました。

また、打ち合わせの度に月のお菓子を出して頂いていたのですが、
どれも初めて見るものばかりで、季節を感じられるとても素敵なお菓子ばかりでした。
とても美味しく、打ち合わせの時の楽しみの一つでした(笑)
7月：桃の水羊羹
8月：夏野菜のマカロン
9月：無花果のパイ
(毎月担当の方が考えているそうで、毎年変わるそうです！)

ロケーション（立地、交通アクセス）について

表参道駅 徒歩5分（明治神宮前からも歩ける距離）
表参道とは思えない閑静な場所にあります。
提携の駐車場はないので、車で来る場合は近くのパーキングを予約する必要があるかと思います。

スタッフ・プランナーについて

私達に関わってくださった全員「最高...」の一言に尽きます。
担当プロデューサーを始め、スタッフの方々は常に親身に接してくれる印象で
結婚式を一回分の仕事と捉えているのではなく、心からお祝いをし、素晴らしい結婚式にしようという気持ちが伝わりました。
他の挙式ではありえない所までサポートして頂き、当日までノーストレスで過ごすことができました。

打ち合わせに関しては、
生まれてから今日までの生い立ちをプロデューサーと共に振り返る時間が設けてあり、
ヒアリングしていただきながら、自分自身の人生を客観的に思い返すことができました。
プロデューサーも私達がどんな人間なのかを知った上で、
より良い挙式になるように進めていきたいということらしく、すごく親身な対応でした。
この振り返りを通して、未来を考えることで、夫婦の会話が更に増えたと感じてます。
また振り返りの内容をプロデューサーが素敵なスライドにまとめてくださり、とても感動しました。

直接打ち合わせ以外のやり取りはスプレッドシートが主だったのも
扱いが慣れていたため個人的には良かったです。

提携しているカメラマンさんも
プロ意識もありつつユニークなキャラクターで場を温めてくれたのでとても良かったです。
写真や出来栄えも最高でした。
またゲスト一人ひとりにプロのカメラマンさんによる写真撮影があり、
式当日にはゲストへのプレゼントということで撮影していただきました。
アルバムの最後の方は卒業写真みたいな感じになってました。

この式場のおすすめポイント

・ゲスト全員に手紙を書くプロセスがあるので、感謝や普段言えない気持ちを手紙で伝えることができる。
→なかなか普段感謝の気持ちや思いを伝えることはないと思いますが、iwaiではそれが出来ます。
　ゲスト一人ひとりに向けて、新郎新婦から手紙を用意します。
　(手書きではなく、プロデューサーとスプレットシートでやり取りをして見ていただき、印刷をしてもらいます)
　その手紙は受付をした後、ホールにあるポストで受け取り、ゲストは手紙を読んだ後に、挙式へ行くという流れになります。
　よくあるメッセージカードなどは、披露宴で座った席に置いてあることが多いと思うのですが、
　手紙を読んでから挙式に来てもらえるのは、とても良かったのではないかと感じています。

・誓いの言葉を自身の手紙でお互いに伝えることが出来る。
→新郎新婦がお互いに手紙を書きました。普段言葉に出来ないことや、iwaiでの人生の振り返りをしてきたからこそ伝えたいこと、
　これからの二人の人生について、想いを伝え合える良い機会を設けていただいたと思います。

・挙式中にゲストから新郎新婦への手紙を読む機会があるが、プロデューサーが手紙の内容をゲストと直接やり取りして、添削してもらえる。
→新郎新婦が、ゲストの中からお願いをしました。(よくある友人代表スピーチのような感じです)
　私達は友人2名ずつのみでしたが、両親のどちらかにお願いする方も多いようです。
　それぞれ1分ほどの手紙でしたが、とても泣けました。

・結婚式だけでなく、準備の段階から楽しめるので、当日の喜びは格別なものになると思います。
→結婚式の準備は大変・辛い、とよく聞いていたのですが、今までお伝えした通り、ノーストレスで準備することが出来ました。
　次の打ち合わせが待ち遠しいくらいで、とにかく準備期間も楽しかったです。
　自分の人生を振り返ることは、普段なかなかないことで、それを楽しめたのもiwaiだったからだと感じています。
　プロデューサーの方も本当に素敵な方で、本当に私達の人生に寄り添っていただいたからこそだと思います。

・披露宴で新郎新婦がゲスト紹介を行える。
→普通の結婚式では、新郎新婦のゲストがどんな人なのか知る機会はないと思うのですが、
　iwaiでは新郎新婦がお互いのゲストを『自分にとってどんな人なのか』を紹介し合える演出が出来ます。
　「あれは誰だったんだろう…」と疑問に思ったまま、披露宴が終わることはありません。

• 持ち込み無料
• 二次会利用可
• フォトプランあり
• 挙式のみプランあり
• 施設貸切可能
• ワンフロア貸切可能
• 複数路線利用可
• 駅から徒歩5分以内
• 宴会場に窓がある
• 友人の参列可

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

セレモニー的な結婚式に意味を感じない&苦手な人、自分たちが主役というよりはゲストに楽しんでもらいたい、感謝や言えない気持ちを伝えたい、という方におすすめです。

元々、私達は他の会場で挙式する予定でした。
途中からセレモニー的な結婚式に意味を感じず「なぜ結婚式を上げるのか？」と自問自答していたところ
この「iwai omotesando」を知り、こちらで挙式することに決めました。
すでに契約していた挙式はキャンセルし違約金まで払う始末だったのですが、
今となってはこの判断に間違いは無かったと自身を持って言えます。
それくらい満足いく挙式でしたし、 良いスタッフに巡り会えたと感じております。
料金は決してお安くはないですが、それ以上に満足のいくものになるはず！

iwaiは元々オリジナルウエディングを行っていた背景もあるので、基本的に自由にカスタマイズ出来るところも魅力です。
二人でどんな式にしたいのか、これは普通の式場でも断られるかも…ということでも
一度相談してみても良いと思います。
(楽器の持ち込みで演奏した方もいたとお聞きしました笑)