スタッフの方が大変親切で、品格ある歴史ある建物で上品な結婚式

挙式会場について

建物の最上階に位置しており、光と緑を感じることができるチャペルです。また、ステンドガラスによって、光や緑の輝きがより一層増して感じることができ、開放的な空間となっています。通常のチャペルはバージンロードが長く、縦長の作りになっていますが、コンダーハウスのチャペルは横長に設計されており、ちょっと変わった印象を受けるだけでなく、ゲストの皆様により近くで見ていただけて、ゲストの皆様との距離感が近い挙式が可能です。挙式の収容人数は着席で100名様まで可能です。ステンドガラスから光が降り注ぐため、チャペルでありながら白無垢や色打掛といった和装も大変映えます。そのため、洋装の挙式だけでなく、和装での人前式も可能です。

披露宴会場について

今回は、3つある披露宴会場のうち、2番目に大きい会場である4階the dining roomにて披露宴会場を下見しました。青い絨毯を基調とし、フロア全体も青で統一された落ち着いた雰囲気で、歴史を感じさせる設備との雰囲気の相性も良いです。最大80人まで対応できるとのことでしたが、実際は40〜60人程度が妥当かなと思われます。会場入り口から高砂席までが非常に近く、長方形で横に長い造りになっているのが特徴的です。そのため、新郎新婦とゲストとの距離感が非常に近く感じることができ、それぞれの卓を見渡しやすいのが魅力的です。また、最大の特徴がアイランドキッチンで、料理の提供や各種ビュッフェなどにライブ感を持たせることで、料理自体を一つのイベントとしてゲストに提供することができます。

コストについて

一般的な式場と比較すると総額ではかなり価格が高いと思われます。ただし、非常に立派で他とは一線を画す会場のクオリティや、プランナーの方や各担当者の方の熱意・対応の柔軟性を鑑みると、高いサービス料にも納得ができます。ただし、契約時の見積額は全て最低料金で設定されており、それぞれの項目がどの程度上がり幅があるかは、かなりプランナーに突っ込んだ質問をしないと答えてくれないと思われます。また、衣装・装花・引き出物などの会場指定のものは平均よりもかなり高価な印象があり、持ち込み不可のものも多いため、それらの要素がかなり価格を引き上げています。反対に持ち込みが許されているもの(ペーパーアイテム・花屋では準備できない装飾・衣装・プチギフトなど)に関する持ち込み料金は一切発生しないため、時間がある方はなるべく持ち込みできるものは最大限持ち込みを利用して、全体のコストを下げることをお勧めします。ただし、会場指定のものに関しても、それぞれの担当者との打ち合わせの機会を設けてもらえるので、自分たちのイメージをより細かく反映できるという点はメリットだと思われます。

料理について

料理は料亭河文系列ということで、とても強いこだわりを感じます。印象的なのは、プランナー以外にもシェフとの打ち合わせがあり、自分たちの要望や思いなども伝えることができることです。また、一定以上のコースだと器もこだわりのある特別なものを使うようになり、見た目も非常に華やかになります。更に、披露宴会場によっては、アイルランドキッチンが設置されており、ゲストには味覚だけではなく視覚・聴覚・嗅覚などでも料理を楽しんでいただけます。また、他にもオプションとして天津ビュッフェやビールビュッフェなども取り揃えており、食事の量の調整やオリジナリティを出すこともできます。特に天津ビュッフェは一つ一つの料理のクオリティも高く、先述のアイルランドキッチンを備えた披露宴会場であれば写真映えすること間違いありません。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

最寄り駅である地下鉄東山線伏見駅は愛知のターミナル駅である名古屋駅から地下鉄で1駅と県外からのアクセスも抜群です。更に、最寄り駅出口から会場までも最短徒歩5分であり、名古屋駅からタクシーを利用しても5分程度であることを考えると、電車・タクシーでのアクセスは非常に便利です。一方で、専用の駐車場がないことは自動車でのアクセスを考えるとマイナスポイントでありますが、周囲にはコインパーキングが数多くあるため、ゲストに駐車場代を負担してもらうことになること以外は特に不便にはなりません。周囲の景色は、名古屋の中心街のど真ん中であることから、近代的な街の風景と会場の歴史的建造物が非常に趣深いです。また、周囲には飲食店も多く、中心街である名古屋駅・栄駅までのアクセスも良好なので、二次会の会場や遠方からのゲストのホテル探しにも困ることはありません。(ちなみに、当該会場には披露宴会場でそのまま二次会を開催できるプランもあります。)

スタッフ・プランナーについて

式場の見学が初めてとのこともあり、結婚式について何も知識が無い私たちに対し、大変丁寧に、難しい言葉は噛み砕いて、案内や説明をしてくださりました。説明の途中にウエディングの歴史などの雑学も挟んでくださり、楽しく最後もで説明を受けることができました。また、長時間案内や説明を受けていたこともあり、だんだん疲れ等も出てきましたが、そんな変化にもいち早く気づき、お声をかけていただいたことも嬉しかったです。さらに、飲み物がなくなったら迅速に「お次の飲み物どうされますか？」と聞いてくださり、直ぐに新しいドリンクを提供してくださりました。そういった細かい気遣いをしてくださる素敵なスタッフさんばかりで大変好印象を受けました。

この式場のおすすめポイント

まず自分たちの提示していた条件と一致していた点として、チャペルで和装人前式が挙げられる点です。受付・ゲスト待合室から披露宴会場までが大正ロマンを感じさせる和と洋を融合させた造りになっており、和装・洋装どちらの挙式スタイルでもまったく違和感を感じさせないのが特徴です。そのため、和装→洋装のお色直しもスムーズに行うことができます。また、付随して料理も箸を使って食べられるフレンチを掲げており、和洋どちらの雰囲気もしっかりと感じつつ、フレンチ特有の居心地の悪さをゲストに感じさせないところもプラスのポイントでしょう。更に、式場の出入り口を分けることで、ゲストが他の式のゲストと会わないということを徹底しており、会場に入った瞬間から出る瞬間まで、まるで違う時代にタイムスリップしているかのような非日常感を感じられる点もおすすめのポイントです。また、サービスの特徴としては、プランナーから各担当者までの対応の良さ・柔軟さであり、自分たちの要望をしっかりと伝えることでオリジナリティに溢れた式を挙げることができます。また、急な変更などにも柔軟に対応頂けており、サービス料がやや高めに設定されているように感じられるのも頷けるほどの親身さです。

• ワンフロア貸切可能
• デザートビュッフェ
• 化粧室充実
• 宴会場に窓がある
• 挙式に80名以上参列可
• ステンドグラス
• 挙式での生演奏
• フラワーシャワーができる
• チャペルから緑が見える
• チャペルに自然光が入る

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

コンダーハウスと提携している会社が多く（会場装花、カメラマン、ムービー撮影、ヘアメイクさん、引出物など）、持ち込みや自分が選んだ他店との提携が不可能なものが多いです。そのため、こだわりたいものがある方（例：兄が美容師のため、ヘアアレンジは兄にしてもらいたい）は事前に確認をした方が良いです。
周りの既に結婚式を挙げた友達より、全体的に値段が高いような気がします。しかし、値段以上のクオリティの商品やサービスのため、「結婚式にお金をかけてより良い式にしたい！こだわりたい！」と考えているカップルには大変オススメです。また、お料理に関して、料亭河文系列ということでとても強いこだわりを感じるため、料理にこだわりたいカップルにも大変オススメです。

その他

値段は多少高くつくが、自分たちのこだわりを実現してくれる、そんな結婚式会場だと思います。