絶品の料理と、ゲストを大切にした自然体のウエディング

挙式会場について

挙式会場は非常に雰囲気が良かったです。
見学の時もかなり良い印象でしたが、実際の挙式もすごくいい雰囲気だったと列席者の方からもお褒めいただきました。

披露宴会場について（会場名：ニューヨーク）

とてもモダンでいい雰囲気でした。
テーブルクロスの色や花なども自由に選べるので、自分たちの理想に近い雰囲気に近づけることができて良かったです。

最初の見積りから値上りしたところ

・新婦衣装
最も予算から値上がりした点です。
ウエディング、カラードレス含めて30万円ほど値上がりしました。
元々見積もりの時点でも「スタンダードなプランで好みのものを選べるわけがない。」と思い、値上がりした見積もりをいただいていました。
それでも、kiyoko hataのドレスを試着して、他のドレスを試着して、としていったところ、誰がどう見ても、kiyoko hataのドレスを着た時の方が圧倒的に輝いて素敵に見えました。
※kiyoko hataさんは、超有名なファッションデザイナーの方で、「花嫁が絶対に着たいドレスといえば」で真っ先に名前が上がるようなブランドです。
この差を目の当たりにして、私は「予算に収まらないから、このドレスはやめよう」なんて、絶対に言えやしないと思いました。結婚式の目的の半分くらいは「花嫁が自分が最も着たいドレスを着ること」だと私は思いますから、どんなに値上がりするとしてもそれを節約するくらいなら式を挙げる意味がないと思いました。

結果的には、ウェディングドレス40万円、カラードレスを45万円でレンタルしました。

・料理
一人当たり3000円ほど値上がりしました。（50人分なので、およそ15万円）
理由は、先述の通り、見積もりに入れていたスタンダードなコースでは内容的に物足りなさを感じたためです。料理の良さを理由にこの式場にした面もありましたので、ここは節約する部分ではないと思い値上げしました。

・新郎衣装
当初は10万円程度で済むだろうと思っていましたが、実際は16万円のものになりました。というのも、いくつか試着して最も似合うものがそれしかありませんでした。
いくら新婦のドレスが主役とはいえ隣を歩くのは新郎なので、ある程度新郎衣装の料金も上がる可能性があることは考慮しておいたほうがいいと思います。（予算内に収まるものは、宴会場のアルバイトかな？と思うくらい全く似合いませんでした…こればかりは人によると思いますが）

・装花
こちらも説明当初から「上がるだろうな」と感じていました。見積もりに入れていた量では正直「あ〜、花の量をケチったんだな。」と、ゲストに明らかに伝わるような少なさでした。実際、20000円値上げして当日見てみると、全く問題ない仕上がりでしたので、良い判断だったと感じました。

・スナップデータ100カット追加
当日カメラマンの方に入っていただいたのですが、当初の予定よりも非常に多い枚数（なんと、1500カット以上も）撮っていただいたので、「400カット選ぶ予定でしたが、せっかくなので、500カットにしますか？500カット選ぶなら、めぼしいカットはほとんど全部入れられますよ」と言われ、100カット追加することにしました。
当初400カットにしたのは、撮影の説明を聞いていた時に以下のような印象だったためです。

300カット：最低限のみ。新郎と新婦の、ここぞというカットが入る
400カット：プラスして、周辺のゲストなどのカットが入る
500カット：さらにプラスして、会場、施設、モノ撮りなどが入る

・アフターブーケ加工保存
詳しくは後述しますが、カラードレスに合わせて制作いただいたブーケに愛着がわいたので、5万円程度かけて加工保存することにしました。

最初の見積りから値下りしたところ

・映像
オープニング、プロフィール、エンディング、全て頼むと15万円ほどかかるので、全て自作しました。映像については今はcanvaなどはじめ色々なサービスがあるので、式場に依頼しなくても色々な選択肢があると思います。

・ケーキ
今回ウエディングケーキではなく、プリンに変更しました。ただ値段は若干下がったくらいだったので、無理に変更する必要はないと思います。（私の場合は、ケーキ入刀をしたくないというのと、ゲストがデザートビュッフェに加えてケーキを食べるのが大変そうだという理由から、プリンに変更しました）
こういった工夫についても柔軟に対応いただけるのも、この式場の素敵なポイントだと思います。

料理について

見学の際にも試食して、決め手の一つになっていました。実際に、ゲストへの案内においても、「ご飯が美味しい式場にしたから、ぜひ楽しみにしていてね！」と自信を持って連絡をしていました。

実際に当日食べてみて、肉料理もさることながら、フォアグラも大変美味しく、ゲストの皆様もほぼ全員口を揃えて「すごく美味しい！」と言っていただけました。最初から「美味しいところにした」とハードルを上げていましたので、それでも期待を超える美味しさだったのかと思うと、とても嬉しく、この式場にして良かった！と思いました。

ただ、注意点としましては、最初の見積もりで作られるであろうスタンダードなコースでは、内容が物足りない印象になると思います。
この点については「おそらく見積もりより上がるのだろうな」と、思っておくのが良いと思います。
（超絶品！と思ったフォアグラも、見積もりからコースを上げなければ、ついていませんでした。）

ロケーション（立地、交通アクセス）について

表参道駅から式場までは歩くにはやや遠いし道も狭く歩きづらいので、式場までのタクシーチケット（片道）があったのは助かりました。実際、ゲストの方にも使っていただけたようです。
ただし、jcbのタクシーチケットなので必ずどのタクシーでも使用できるわけではないこと、また料金の上限があるため配車サービスを利用すると金額をオーバーしてしまうおそれがあるのは注意が必要だと思いました。

スタッフ・プランナーについて

スタッフ・プランナーの方はとても親切で、見学した中でも一番印象が良かったのがこちらの式場でした。
他の式場を貶すつもりはないのですが、正直ブライダル業界自体が慇懃無礼なプランナーも多いのではないかと危惧していました。
自然体のウエディングをコンセプトにも掲げてらっしゃるので、スタッフやプランナーの方も親切ながら気さくで、とても話しやすい方が多かったです。
不安に思っていた、サービスやオプションのゴリ押しといったことも一切なく、打ち合わせを進める中で予算をオーバーしたために「この演出は辞めたいです。」と20万近くする演出を全てカットした時も「そうですか、わかりました。修正した見積もりを作ってきますね。」と、なんでもないように対応してくださいました。

この式場のおすすめポイント

・料理
自信を持ってお勧めできます。自分自身、食べて美味しかったですし、ゲストの方にもとても喜んでいただけました。

・スタッフ、プランナーの方の接しやすさ
特に、「自分たちのペースで考えながら、準備を進めていきたい」と思う方にお勧めします。決して何かを押し付けることなく、丁寧に希望をヒアリングして、それに沿うプランを提案してくださるのは非常にありがたい進め方でした。

・提携ドレスショップの、ドレスの選択肢が魅力的だった
いくらお金を払っても、式場のドレスショップに存在しなければ選ぶことはできません。持ち込みになってしまいます。
提携のドレスショップで、様々なドレスを選ぶことができたのも、とても良かったです。

・屋内で、曇りや雨でも明るいチャペル
他に検討した式場の中には「晴れならいいけど、雨だったらどうしよう…」と思うところもありました。天気はその日にならなければわかりませんが、直前まで天気を心配する必要がないというのは安心できて良かったです。

・モダンでスタイリッシュな披露宴会場
今風で、お洒落ながらも堅くなりすぎない雰囲気の会場で、披露宴会場もとてもお気に入りです。
またテーブルクロスや装花などでさらに雰囲気作りができる点も良かったです。

全体的な料金についても、「高すぎる！」と思うことは少なく、妥当な金額に感じました。

• 申込み前試食可
• 挙式での生演奏
• デザートビュッフェ
• オリジナルメニュー対応
• フラワーシャワーができる
• バリアフリー
• 新婦の控室が個室
• 宴会場に窓がある
• 聖歌隊がいる
• チャペルに自然光が入る

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

当日の式が終わるまでに集中しがちですが、式が終わった後の「ブーケ、ブートニア、装花」の扱いについても考えておいたほうがいいと思います。
生花ですので、もうその場でお別れしますということであれば何の問題もないのですが、装花打ち合わせまでして選んだ装花、ほぼ1日をともにしたブーケには流石に愛着がわき、「これだけは取っておこうか。」とも思ってしまいます。
私たちの場合は、式の後の片付けの最中に、プリザーブドフラワーや押し花などの加工保存プランについてのカタログを急に渡され、「どうしましょうか？」とその場での判断を迫られました。（生花なので、加工保存するのであれば一刻も早く業者に渡す必要があり、翌日決めます。というようなことができない）
薬剤を使った処理で、数万円かかる買い物なので、まずそういった保存についても検討することがあるんだな、ということは頭に入れておいて損はないと思います。