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他を台無しにする設備とスタッフのレベルの低さ
- 訪問 2014/09
- 投稿 2014/09/19
- 下見した
- 2.0
挙式会場 | 4 | 披露宴会場 | 1 | コスパ | - | 料理 | 1 | ロケーション | 3 | スタッフ | 1 |
---|
- ヤマタツさん
- 群馬県
- 男性
- 訪問時:31歳
挙式会場について
挙式会場は他に類を見ない、斬新な対面式チャペルとなっていました。
参列席は後部に座った人でもしっかりバージンロードが見えるよう段差が設けられており、
多人数の参列にも十分対応できるようしっかり設計されています。
挙式会場のインパクトは大きく、一日の流れとしてつかみは申し分ないと思います。
ガーデンも高い木と塀で囲まれており、駐車場から近いにも関わらずプライベート空間を演出しようという工夫が感じられます。
披露宴会場について
第一印象はとにかくコスト削減を最重要視して設計された会場だと感じました。
雰囲気の異なる3会場が設定されていますが、全ての会場で全く同じ機種の照明機材が1種、
プロジェクターも全て同じ廉価モデルの機種となっており、会場の広さに比べてスクリーンの小ささが目立ちます。
デモ演出がありましたが、パターンの少ない照明機材をぐるんぐるん振り回し、ダウンライトをチカチカ点滅させるだけの非常に陳腐で安っぽいもので、それ以上の演出は期待できそうにありません。
また、ゲストのチェア、テーブルについても全て1仕様で統一されており、多数の一括導入によるコスト削減が目につきました。
大規模経営では当たり前のことですが、それを「異なるように見せよう」という意識が全く見られない事が残念でした。
特に、一番目に余るのは音響のレベルの低さでした。
スピーカーの音質は決して良いとは言えず、4つ配置されているスピーカーの配置についても思慮が浅く、特にスクリーンが下りた状態で4つの内1つのスピーカーが隠れてしまうというのは、大空間会場の音響としては普通ありえない設計です。
更にマイクの音質は最悪で、3会場すべて音が反響してこもったような声となり、正直何言ってるか分かりません。
自分がこの会場で披露宴をやろうという気には全くなりませんでしたし、今まで見てきた会場の中でダントツのワースト会場です。
2次会会場の方が音が良いのでは?
また、デザインで特に目についたのがエントランスから伸びる廊下の部分。
エントランスは木目を基調とした暖色系でまとめているのですが、
そこから見通せる廊下の照明はソリッドな青いLED、
廊下に入ると右手の壁は木枠が真っ青に塗られた壁なのに、左手はブロック塀、意図の分からないショーケース、
その廊下を抜けるとエントランスと同じような木目空間へ戻ります。
廊下にあんな摩訶不思議空間を作る必要があったのでしょうか・・・。
色使いもトーンが全く統一されておらずガチャガチャで安心できない廊下です。
料理について
28,000円のフルコースの試食!
と銘打っており、
その通り前菜から大トロにぎり、松坂牛、フォアグラのロティ、イセエビといった食材が続きます。
多少冷めていたことに目をつぶれるくらいシェフの調理も問題なく、とてもおいしかったです。
もちろん、フェアに参加しているため料金は支払っていないので、
無碍な事は言えない立場は承知ですが、
フェアに参加する方の中で一体何割の方が28000円のコースを選ぶでしょうか?
その会場で最高のコースを試食し、自分が現実的に選ぶであろうコースは間違いなくそれ以下になると認識して、
料理内容を選ぶことが果たして正しいアプローチでしょうか?
他会場では「低価格でも満足のいくレベル」というアプローチで+αを訴求していくパターンが多かったために、
今後の料理に対する検討が難しくなっていくだろう、と思いました。
端的に言えば、メチャおいしいけど全く参考にならない試食です。
ロケーション(立地、交通アクセス)について
大宮駅から一駅の鉄道博物館駅から歩いて行けるほどの距離、さらに駐車場もある。
これほどの立地はなかなかありません。
ロケーションについては申し分ないと思います。
スタッフ・プランナーについて
他の方も低い評価をされている通り、★1つ付ける事もためらう程のレベルの低さに愕然としました。
式場の見学に参加した訳ですが、5組を場内ツアーのように1人のスタッフがただ一方的に説明して会場を回るという形式でした。
説明の内容が本当に中身がなく、全く参考にならない同じ前例を何度も繰り返し話すという退屈な説明を長々とした後、質問させてもらえる間もなく次の会場へ行ってしまう。
また、披露宴会場に入るところでは、「披露宴に参加するリハーサル」という名目で、
「扉が開いたところから一礼をし、キャンドルサービスをするように卓を回る」という演出をさせられます。
正直、フェアに参加しているのだから会場をゆっくり見て回りたいし、自分の結婚式をそこにイメージしながら検討を進めたいと思いましたが、結局そのままメインテーブルの後ろに並ばされ、その場でまた長々とした説明を聞くだけという非常に退屈で窮屈な思いをした「場内ツアー」でした。
「当日と同じような気分にさせる」手法は扱いがデリケートだということを認識すべき。
特に他4組のカップルも一緒に回っているのに、お客様に恥をかかせるような内容は見直すべきかと思います。
最後に試食の会場である披露宴会場に来ました。
ここでは特にゲストに対するスタッフの対応を見極める場面かと思いますが、学生バイトでもできるような対応すら、ここのスタッフには身についていません。
細かいことには目をつぶるとしても、
人の目を見て話す、笑顔を絶やさない、椅子に座っている相手に対しては目線の高さを合わせて話す。
この3つが全くできません。
目を見ない、笑わない、立ったまま見下ろして話す。
これがここのスタッフです。
全てのスタッフができていない訳ではないと思いますが、少なくとも私が参加した日にいたスタッフは誰一人これが身についているスタッフはいませんでした。
ここまでに見てきた他の会場ではこんな事はできて当たり前の世界だと思ってましたが、こんな会場も世の中にはあるんだな、と社会勉強になりました。
また、最後にプランナーの方が軽くヒアリングし、見積もりを持ってきましたが、
すでに回答した内容を忘れ、また同じ質問をする、
見積もりを取りに行ったはずが、15分後手ぶらで帰ってきた挙句、さっきと同じような質問を繰り返し、
持ってた見積もりがごく一般的なプランで330万以上の見積もり。
ヒアリングの内容も人数以外反映されていません。
極めつけは、そのA4紙っぺらの見積もりを椅子に座らず、ポン、とテーブルに置いてなんの説明もなく、去っていってしまうという対応。
しばらくして、「まだ検討の初期段階ということですから、本日はこれで終了になります。」
という一方的な展開で終了となりました。
フェアに参加する人が一体何を見に参加しに来るのか?
是非もう一度真剣に考えられた方が良いと思います。
一生に一度の結婚式。
会場の雰囲気や金額といったハード面を見る、それは確かにありますが、
スタッフの「フェア参加者に対する対応」が
取りも直さず「挙式当日のゲストに対する対応」と直結して見ています。
自分の親族、主賓、友人といった大切なゲストを
その会場のスタッフに委ねることができるか否か。
最低限の接客技術とそれを教育する環境が必要かと思います。
何より、お客様、ゲストを大切にするフィロソフィーを持ってほしいと思いました。
最後に、あんなツアーを見せておいて「当日決めたら90万円引き」のような詐欺まがいの手法はお止めになられたほうが良いと思います。
この式場のおすすめポイント
・ 斬新な対面式チャペル
・ 豪華な試食
・ 悪いサービスの良い参考
- 独立型チャペル
その他
重箱レベルかもしれませんが、お客様に渡す説明資料や見積もり用紙がホームセンターのA4用紙にかすれたインクジェットプリンタの紙きれとは如何なものでしょうか?
そんな紙に¥3,368,498-と書かれていても支払う気になるでしょうか?
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ギフト券の詳細を見る基本情報
会場名 | アロケートウエディング・メセナ大宮館(営業終了)(アロケートウエディングメセナオオミヤカン) |
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会場住所 | 〒331-0815埼玉県さいたま市北区大成町4-227結婚式場と下見・相談会場は異なる場合がありますので来店前に必ずご確認ください。 |