融通の効く、自分たちらしい式を挙げられる式場です。

挙式会場について

白を基調としたチャペル。バージンロードはスロープ式になっているため、後列のゲストからも新郎新婦の姿が見えやすい。外国人牧師さんがとてもユニークな方で、緊張している私たちへ優しく声をかけてくださりました。当日のファーストミートも可能でしたので、本番前の時間に組み入れていただき、カメラマンの方に撮影もしていただけました。聖歌隊の方の生演奏、生歌で入場、このときの曲は基本的に決まっているそうですが、どうしてもliberaの「far away」という曲でチャペル入場をしたかったので、プランナーさんに無理を言って好きな曲に変更していただきました。チャペルは4階にあり、チャペルの扉を開けると、3階にむけて大きな外階段があります。当日は天気もよく、この大階段を使ってフラワーシャワーを行いました。

披露宴会場について（会場名：シャイン）

披露宴会場は4種類あり、それぞれ全く違う雰囲気になっています。シャインは落ち着いた大人な雰囲気。高砂はソファーにしました。ソファ高砂にすると、通常のテーブル高砂より使う装花が多くなるため、装花代は想定より高くつきました。しかし、装花担当の方と相談をして、装花のボリュームとソファ周りの飾り(装花を飾る台のようなものや、おしゃれな瓶、アンティーク調の小物など)のバランスを考えてもらい、最終的には通常のテーブル装花の値段と同じくらいにしてもらえました。パンパスグラスをふんだんに使ってもらい、その他にも紫の可愛らしいお花を散りばめてもらい、友人からもとっても好評でした。また、披露宴にはオープンキッチンがあり、料理がリアルタイムで作られてあったかい状態で運ばれてくる、というのも良い点のひとつでした。

最初の見積りから値上りしたところ

最初の見積もりでは、衣装関連がほとんど入っていなかったので、その分はだいぶ上がりました。あと一番値上がりの原因は、写真とムービー記録です。カメラマンさんは持ち込み不可です。写真は写真だけで、ムービーはムービーだけでプランがたくさんあります。写真とムービー分で45万程、初期見積もりから上がりました。私たちは写真の台紙等はいらず、データさえあればいいと考えていたので、データのみ300枚のプラン14万程度と、ムービー34万程度のプランを選択しました。このムービーのプランの中には、当日撮って出しのエンドロールのムービーと、後日郵送で届く1日通しのムービーん2種類が含まれています。エンドロールムービーは、挙式のみバージョンと、挙式からお色直しまでのバージョンの2つがありましたが、挙式のみバージョンにしました。

最初の見積りから値下りしたところ

初期の見積もり段階で、様々なサービス割引が含まれていました。デザートビュッフェは人数分、挙式料金から4万、会場料から10万、控え室利用料、ウエディングドレスから10万、新婦2点目衣装から10万、ブーケブートニアから2万＊2、などです。持ち込み禁止のものは少ないほうだと思います。ペーパーアイテムやウェルカムスペースのものも全て持ち込みにしました。曲に関しては、cd原盤でないとダメ、というルールでした。式場が持っているcdであれば無料で貸していただけるので、式場になくどうしても使いたい曲のcdだけ自費で購入しました。オープニングムービー、プロフィールムービーも自作で持ち込みました。上記2つのムービー中に流す曲に関しても、原盤のcdが必要になります。

料理について

お料理のランクが約10種ほどあります。見た目も楽しいお料理や、贅沢なキャビアの前菜、名古屋名物のひつまぶしがあったりもします。基本の組み合わせは決まっていますが、予算に合わせて組み合わせをバラすこともできます。私たちはエクセレンス18,000/人のコースに含まれるオマールエビのお料理をいれたかったのですが、一人あたり18,000は予算オーバーだったので、ひとつ下のランクのお料理をベースに、オマール海老をいれてもらい、その他のお料理も別のランクのお料理と組み合わせてもらうことで、予算といれたい料理のバランスをとってもらいました。すごく融通をきかせてくださいました。オープンキッチンになっているところもよかったですが、お味もすごく美味しかったです。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

式場は名駅から歩いて10分程度の場所で、新幹線を使って遠方から来てくださるゲストの方が多かった私たちは、名駅からの近さも重視したポイントのひとつです。外観はパッと見、結婚式場らしい、というわけではない(と私は勝手に思ってます)のですが、名駅からまっすぐ大きな道沿いに歩いていけば着くので、分かりにくい、ということはないです。駅直結ではないですが、ルーセントタワーまでは地下を通っていけます。ルーセントタワーのところから地上に上がれば、式場まですぐのところなので、暑い夏でも寒い冬でも有難いと思います。ビル型になっており4階から3階にかけたところに屋外の大階段があり、名駅からこの近でこれほど屋外のスペースがあり開放感があるのは珍しいと思います。

スタッフ・プランナーについて

式を終えてみて、正直この式場の一番大好きな部分は、プランナーの方とスタッフの皆様の雰囲気とサービスです。式直前まで準備もギリギリな私たちでしたが、プランナーさんはいつも優しく、優先順位を決めてください、できるだけスムーズに準備が進むよう提案してくださいました。費用の面に関しても、高いものを勧めてくるようなことは一切なく、どこを削って費用を抑えようか、とこちら側の立場で一緒に考えてくださいました。衣装担当の方もとても良い方で、なかなか衣装を決めきれない私に、笑顔で何度も試着に付き合ってくださいました。式の3ヶ月前、妊娠が分かったのですが、式直前にドレスがきつくなってしまったときは、ギリギリにも関わらず衣装担当の方が即座に対応してくださいました。

この式場のおすすめポイント

披露宴会場内の高砂の後ろ側にスペースがあり、そこには外からの光がたくさん入ってくるので、カーテンが開けているときは披露宴会場自体がとても明るくなります。デザートビュッフェもそのスペースでできます。ゲストの方に好評だったのは、挙式から披露宴までの間にあるウェルカムパーティーというものでした。このウェルカムパーティーでは、少しの間ですが、私たち新郎新婦も参加することができ、ゲストのみなさんと写真撮影の時間がもてます。そのあと新郎新婦はすぐに披露宴の準備のため退出するのですが、ゲストのみなさんはその場に残り、披露宴前に軽い軽食とドリンク(お酒も)を楽しむ時間がもてます。お色直しあとのテーブルラウンド時の演出についても種類が豊富で、プランナーさんがたくさんアドバイスをくださるので、自分たちの理想にあった演出ができます。

• 新幹線停車駅が最寄駅
• フラワーシャワーができる
• 大階段
• 聖歌隊がいる
• 外国人牧師
• ブーケトスができる
• 宴会場の天井が高い
• デザートビュッフェ
• 持ち込み可

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

この式場の決め手は、スタッフの皆様の雰囲気、チャペルが好み、名駅からの近さ、です。実際に結婚式をあげてみて、何一つ文句や後悔は残っていません。結婚式の準備のアドバイスとしては、早い段階からどんな式にしたいかの理想イメージを固めておくことだと思います。高砂はソファorテーブル、ブーケはこんなお花が使いたい、ファーストバイトはこんな感じ、お色直しの演出、などです。もちろん打ち合わせ時にいろんな案を提案してくださいますが、まずは自分でざっくりとイメージを持っておいた方がなにかとスムーズに進みます。そのためにはやはりsnsの他の花嫁さんの情報が一番頼りになりました。これはアルカンシエルに限らず、の話だと思いますが、snsを活用は必須かなと感じます。