京都の文化と芸術の谷

披露宴会場について

京都の伝統文化と先進的な芸術が折り重なった独特な建物です。近くの会場も見てまわりましたが、この会場ほど広く開放感のあるものはありませんでした。紹介された会場までの石畳も、歴史と新しさを感じさせてくれるので、これから何が待っているのか、大きな期待感を演出しています。会場に入ってからの第一印象は天井がとても高かったことです。一棟丸々貸し切ることが出来るとのことで、玄関、待合室、廊下、会場、お手洗い、などなどどこも広く使い勝手が良さそうでした。会場は中央にかけて天井が高くなっており、上から垂れている照明も自動で動かせる仕様なのでサプライズにぴったりだなぁと思いました。スタッフさんも無駄に力んでおらず、素敵な笑顔で挨拶をしてくれました。

コストについて

1番大きな会場でやることになったので、普通の日を選んでしまうとそれだけで、びっくりするぐらい費用がかかりました。ただ、日にちをずらして、ある一定以上の人数を呼ぶことでの割引がしてもらえたので、そこの会場使用料はぐっと安く抑えることができました。大体半額以下ぐらいになったので、そこら辺を気にしない人たちなら、うまく大きく抑えられるかなぁと思います。やはりなんといっても衣装代と写真代がとても高かったです。費用を抑えないといけないという前提があったので、写真に関しては会場で頼むことを諦めました。ただ、削れるポイントがとても多いので、節約しようと思えばできます。そこはプランナーさんとの交渉だと思います。

料理について

お箸だけで食べられるようにしているというのがとてもよかったです。人数を沢山集めるつもりなので、どうしても一人当たりのテーブル使用面積は小さくなってしまいます。そのため、フォークにナイフ、スプーンなどを何種類もテーブルに置いてしまうと、逆に座るときに邪魔になるので、全てお箸だけで食べられるというのは、とてもポイントが高かったです。お料理自体も、和と洋をうまく組み合わせていて、食べやすく、高級感も損なわず、とても美味しかったです。見た目も盛り付けがお皿全体で表現されており、第一印象でこれはきっと美味しいんだろうなと思わせてくれる料理でした。金目鯛の松かさあげにカラスミがかかった料理がとても美味しかったです。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

立地としては、東山の清水エリアにあり、坂を登って行ったところにあるので、良くも悪くもないといったところです。ただ、歩いていくには遠く初見では辿り着けない人も多いかと思うので、タクシーで現場まで行くのがベストだと思います。京都駅から無料のシャトルバスが出ているそうなので、そういったものを利用すればある程度費用は抑えて現地に向かえそうです。バスは近くに東山安井や、清水坂のバス停があるので使えるのは使えると思いますが、観光シーズンになると観光客と他府県ナンバーでちょうど混む地域なので、交通手段として他の人に薦めるのは難しいと思います。京都に住んでいる人にとっては、有名どころで行きやすいですが、他府県の方には辛いかも。

スタッフ・プランナーについて

スタッフさんの笑顔も柔らかくて、不自然なところはあまり感じなかったです。正直自分も接客業をしていたので、スタッフさんの態度がどれほど自然であるかというのはとても気になるところだったので、そういった意味では一安心できました。プランナーさんも始終笑顔で、無理してない肩の力が抜けた方だったので、私自身も本音でお話できましたし、こちらがどういった希望を持っているのかしっかり考えながら話してくれたので、とても好感が持てました。ここで決めようと思ったのはこのプランナーさんがいいなぁと思ったからに他なりません。この人とならじっくりやっていけそうだと思わせてくれたので、とても感謝しています。担当になってくれたら嬉しいです。

この式場のおすすめポイント

この会場の決め手は、会場の広さとその価格です。近くの会場の倍以上の広さがあり、許容できる人数も多いです。敷地面積自体が広いので、閉塞感を感じることはまったくありません。しかもただ広いだけではなく、一点一点の調度品にもこだわりが表れており、引きで見ても寄って見てもその素晴らしさは体感できると思います。ここまで拘っているからこそ、この雰囲気なんだなぁと納得できる箇所がきっと見つかるはずです。また価格に関して、桁違いの広さでしたが、この会場の方が相見積したところより安かったです。人気なので回転率が良く、コストパフォーマンスの面で一歩先をいっていると思います。狭いよりも広い方がいいので、相見積もりは取った方がいいかと思います。

• ガーデン
• 宴会場に窓がある
• 宴会場から緑が見える
• 宴会場の天井が高い
• 100名以上収容可

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

アドバイスとしては、プランナーのいうことは話半分で聞いておくことと、事前にどんなことが必要なのか知っておくことです。何より大切なのは、1発目から第一希望の結婚式場に行かないことでしょうか。1発目に結婚式場に行って、その日に決めるのが1番安いのは言わずもがなですが、他の同じようなランクのところで事前に見積もりをとり、一度プランナーという職業の人間と話し、何を言ってくるのか、何を聞いてくるのか、何を目的でお客に話をしているのかを事前に調査するべきです。2回目以降の結婚式場では、1回目の経験を基に、必要な情報を集めて、交渉のカードとして、別の見積もりを持っていくことができます。自分の財布事情を提示し、相見積もりから値段を落とすように言えば、1回目に訪れた割引も使えるので、値段は大きく抑えられますよ。