名古屋駅から地下鉄に...

名古屋駅から地下鉄に乗る事３０分弱。
植田にあるこの会場は、閑静な住宅街のなかに突然現れます。

アマンダンの名前にふさわしく、建物のイメージはバリ島の高級リゾートホテルである
アマンキラ をイメージして作られたようで、なるほどあちこちに大きな瓶やら、
南国チックな花があるやらでした。

まず、入り口から階段を上ると、とってもオシャレなウェイティングスペースが。
緑区と天白区を一望できる一面ガラス張りのバーが、開放感を広げます。
また、バーの外にはこれまた広い木造のテラスが。
「アマンダンテラス」の名前の由来でもあるこのテラスが、これまたオシャレなんですよね。

テラスから階段でガーデンに下りると、これまた広いガーデンスペースが。
ここでガーデン挙式やデザートビュッフェなどが行なえます。
ガーデンの奥にある水が美しく流れ落ちる、いわば「水のカーテン」をバックにして、
美しくもおごそかに挙式をする事が出来そうです。

その反対側には独立型チャペルが。ここも結構オシャレですね。
バックにまた水のカーテンが見える中、二人は永遠の愛を誓う…みたいな。

そして披露宴会場。
ここは広さもバッチリだし、スイッチ一つで曇りガラスの向こうの厨房が突然見えるようになります。
(曇りガラスの曇りが消えてしまい、シェフの調理中の風景が見える演出のようです。)
厨房が披露宴会場のすぐ横に隣接しているので、料理の配膳がスムーズに出来そうです。

そもそもはいろいろなレストランのウェディングプロデュースをしていたノバレーゼと言う会社が、
名古屋でレストランウェディングのための場所を作ろうと、設計・建設されたのがこのアマンダンテラス。

名古屋の街中から若干離れている分、静かでオシャレな会場を貸し切る事ができ、
設備も充実していますし、海外の高級リゾートを意識した造りは、
あたかもゲストがリゾートへ招待されてきたかのような錯覚さえ覚えます。

ただし、ここはレストランから始まっている会場ではないので、
他のレストランウェディング会場に比べると、金額面ではちょっと高いなぁと思うところがあります。

また、名古屋から結構離れているのも難点だと感じました。
経済的な余裕があり、遠方からのゲストが少ない人には、良い会場だと言えるでしょうね。

＜アドバイス＞
どのような会場でも、自分達がどういった結婚式をしたいのかが問われます。
逆に言えば、自分達が大切にしたい事が決まっていれば、会場はどこでも問題ないと思うからです。
自分達がゲストを招待する人数と、結婚式・披露宴のスタイル(神前・教会・人前など)と、
そのイメージ(厳粛に・カジュアルに・しっかりと・ざっくばらんに・など)を二人で話し合っておくと、
実際に式場に行った際に、その会場でならどのように自分達のイメージどおりの式と披露宴を行なえるのか、
具体的に聞くことが出来ます。
また、結婚までにまだ余裕があるならば、いろんな会場に見に行くと良いかと思います。
自分達のイメージは、今まで参加した幾つかの結婚式と、勝手な思い込みでしか作られません。
たくさんの会場に行けば行くほど、いろんなバリエーションがある事を知る事が出来るので、
本当に自分達らしい式と披露宴がどのようなスタイルであるのかを改めて知ることが出来るでしょう。
あとは、見学に行った際のプランナーさんの雰囲気は大切です。
自分達の式と披露宴への思いをどれだけ理解しようとしてくれるか、それに対してどれだけのアイディアを持って
提案してくれるかようとするかは、プランナーさん次第といっても過言ではないでしょう。
自分達の要望に対して「イエス・ノー」しか言わないプランナーさんは、個人的には要注意ですね。