挙式会場は圧巻。総勢18人の聖歌隊が迎えてくれます

挙式会場について

ゼクシイ等でここの挙式会場を見て見学に来られる方は多いと思いますが、写真通り重厚かつ幻想的な演出が参列者を包み込んでくれます。まずゲストが待合のフロアから階段を下りて挙式会場へ向かうのですが、チャペルに入る前では弦楽器の四重奏が迎えてくれます。挙式前に弦楽器の演奏を聴けるとは贅沢でした。私自身もオーケストラの演奏活動に携わっているのですが、音楽に何かしら携わっている方であれば、この時点で感動しているかもしれません。その後はトランペットやトロンボーン、オーボエ、オルガン、4人の聖歌隊が加わり、豪華な音楽と中世ヨーロッパを思わせる荘厳な内装が見事に組み合わさり、ゲストを神聖な気持ちにしてくれると思いました。

披露宴会場について

イタリア、フランス、スペインとそれぞれ各国のテーマに沿った3つの披露宴会場があります。料理も三か国のワインをを選ぶことができ、イタリアをテーマにした部屋ではイタリアの赤白を選ぶことはもちろん、赤はフランス、白はスペインといった組み合わせも柔軟に対応できるようです。私たちが気に入ったのはフランスをテーマにした部屋「ロワール」。白を基調とした上品で落ち着きのある会場でした。会場の向かいには新郎新婦のフォトを飾れる場所兼お子様が遊べるキッズスペースがあり、小さい子がいるゲストでも安心して過ごせるなと思いました。一方イタリアの部屋は同じようなスペースが設けられていなかったので、全ての部屋に同じ設備があれば選びやすいなとも思いました。

コストについて

総勢18人の聖歌隊や挙式披露宴会場の雰囲気、クオリティを考えるとコストパフォーマンスは良いのではないかと思います。同じことを他の会場でやろうとしたら何十万も上乗せになってしまうでしょう。料理や衣装でグッと費用が上乗せになるので、見積時にはある程度上乗せした金額で見積をしてもらいました。映像やアルバム関係も平均金額または平均よりちょい上といった印象でしたので、交渉したらデータ・アルバムに分けてくれるなのどの対応もしてくれました。また今回だけかもしれませんが、セレス高田馬場では仏滅やシーズンによっての割引きはありませんでした。ただここで値段を下げられない分、ハイシーズンの大安でも同料金なので、この点はさらに良いコストパフォーマンスかと思います。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

最寄りの高田馬場駅からは徒歩2分とアクセスのしやすさは申し分ありません。高田馬場の周辺地図になれていないと気づいたら反対方向に向かって歩いていた、ということもあるかもしれませんが。東西線やjr線、西武線が乗り入れているので都内外からも来やすいと思います。外観もヨーロッパの大聖堂をイメージしており、近くにくればすぐわかるかなと思います。わりと繁華街にも近いので、もし夜に挙式・披露宴をやる場合は、これから呑みに行くサラリーマンや学生が大勢いるなかでの移動になるので、余韻に浸ることはあまりできないかなと思いました。余談ですが早稲田大学が近くにあることもあり、早稲田卒業生限定で「早稲田割り」もあるそうなので対象の方は聞いてみるとよいかもしれません。

スタッフ・プランナーについて

受付や挙式会場、披露宴会場で作業をされていたスタッフのみなさんはとても良い印象を持っています。一方で、私たちの対応をしていただいたプランナーの方の対応は正直残念でした。実際、セレス高田馬場は当初から第一候補として考えていたので事前の下調べも入念に行っていたのですが、対応いただいた方はやや誠実さに欠ける対応が目立ち、最後は別の式場に決定しました。こちらの期待値が高かっただけかもしれませんが…ただ打ち合わせの最後の方は、こちらの見積修正に何度も対応していただき、新しい割引の提案もしてくれたので☆×2の評価とさせていただきます。結局15時から夜の22時頃まで打ち合わせ時間を要してしまいましたが、最後まで根気よく対応いただきました。

この式場のおすすめポイント

中世ヨーロッパの雰囲気を彷彿させる荘厳な雰囲気なチャペルです。ろうそくの灯りがムードをよりムードを高め、薄暗い中スポットライトは新郎新婦にだけあたり、白のウエディングドレスがすごくきれいに映ります。さらに総勢18人の聖歌隊の音楽が重なり、まるで別世界にいるような気分になります。天井も高く、バージンロードは都内でも有数の長さ。チャペルを重視したいカップルにはぜひ一度お勧めしたい式場です。見学をされる際には模擬挙式に参加されることをお勧めします。実際の段どりに沿って挙式が行われるので、音の響き、チャペル内の雰囲気など当日のゲストの気持ちを体感することができます。再三になりますが挙式前の弦楽四重奏は一度きいてほしいと思います。

• 駅から徒歩5分以内
• 複数路線利用可
• パイプオルガン
• バージンロードが長い
• チャペルの天井が高い
• 聖歌隊がいる
• 外国人牧師
• 日本人牧師
• 100名以上収容可
• オリジナル生ケーキ対応

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

チャペルを重視したいカップルにはおすすめです。また披露宴会場はヨーロッパ各国がテーマとなっているので海外旅行が好きなカップルにも良いかもしれません。イタリアであればイタリア旅行のもの、スペインであればスペイン旅行の写真を飾るなど。私たちはフランスを旅行したことがあったので、「ロワール」の披露宴会場でフランス旅行の写真を飾るのも良いなと思いました。下見のポイントとしては披露宴会場それぞれの設備をみておいた方がよいです。フランスの部屋はキッズスペースがありますが、イタリアの部屋にはありません（スペインは確認しておりません）。会場の広さもイタリアの方が広いのですが、実際はそこまで変わりませんでした。

その他

「人とは違った雰囲気で」「みんなの印象に残る結婚式にしたい」そんな願いをかなえてくれる式場だと思います。ここと同じことをしようと思ったら海外に出かけるしかないのではないでしょうか（笑）。音楽好き、旅行好きのゲストにもウケる式場かと思います。ここまでとんがった提案や演出のできる式場はあまりないと思いますし、素敵な一日になるのは間違いないでしょう。また過去に行った披露宴では、新郎新婦のお色直し後の再入場の際、新郎がバイオリンを引きながら入場したということもあったそうです。最初から最後まで音楽でゲストを楽しませた結婚式にしたかったようですが、それも最初の挙式があってこそ。今までにない一日にするには間違いない式場の一つだと考えます。