「日本の迎賓館」120年の重みと、温かみが同居

同年代の友人の式で、他の友人と共に参列しました。
近年、T&G等の手掛ける施設での式が多かったので、老舗ホテル系は久々で、楽しみにしていました。

【披露宴会場】(挙式は別会場だったため利用せず)たぶん、「牡丹の間」だったと思います。壁や天井、シャンデリアなどのしつらえに、重厚感漂う雰囲気です。でも一方、リネン・ファブリックはゴテゴテとしすぎず、お花もふんだんにあって、ただ重いというより、「落ち着く」雰囲気。会場に窓はありませんでしたが、かえって部屋の雰囲気に合っていて、よかったです。

【演出】特に友人挨拶や催しはなく、ほんとうに「新郎新婦と、お互いの知人・友人がゆっくり話せる」「同じ席の友人同士もまた、交流を深められる」そんな雰囲気だったのがよかったです。また、会場はあまり広くないのですが、テーブル配置がうまくできていて、席からも新郎新婦の姿が見やすかったのも良かったです。

【スタッフ（サービス）】非常によかったと思います。クラシックホテルの「慇懃さ」はなく、飲み物のオーダーや、ちょっと肉を切って貰いたい(固かったのではなく、力がないため)等も、さらっと受けてくださいました。安心のサービスでした。

【料理】フレンチのコースでした。おいしかったです。前菜からデザートまで、手を抜いていない感じ。お肉にもきちんとうまみが残っていて、満足感のあるお料理でした。ケーキもおいしかった。

【ロケーション】東京駅からも近く、複数線が通っているので、アクセスしやすくよいと思います。

【こんなカップルにオススメ！】一流ホテルの重厚感、質の高いサービス、それに見合ったお料理がきちんと揃うホテルだと感じました。ただ、会場自体は、あまり広くはなく、作り自体も古めかしいので、最近の施設のような「ロマンチックさ」「都会的な洗練感」とは方向性は違うかと…。

• 宿泊施設あり
• ロビー・アトリウム
• 複数路線利用可
• 送迎サービスあり