憧れの大聖堂で私にしか出来ないウェディング

挙式会場について

ゼクシィ記載のチャペルに一目惚れし、模擬挙式と試食付きの式場見学に。
昔からパイプオルガンのチャペルに憧れがあり、模擬挙式で実際にパイプオルガン演奏・ウェディングベル演奏・聖歌隊の歌を聴き、大きなチャペルから身体全体に響く音に鳥肌が立つほど感動し、この式場に決めました。
木調でヨーロピアンテイストの大聖堂、大きなステンドグラス、赤いバージンロード、暖かい色味の照明など、設備はアンティークな印象が強く、真っ白な教会ではなく木調の教会にこだわっていた私たちのイメージにぴったりでした。

披露宴会場について（会場名：ロイヤル クレッセント）

ゲストを小規模で考えていたため、披露宴会場が2つの大きさで選べたことが良かったです。
大きい会場は白基調、小さい会場はアンティークなウォルナットの木調で規模とイメージが合致していたため木調のロイヤルクレッセントでお願いしました。
カーテンの色や細かな装飾まで、会場全体がアンティーク、ヨーロピアンテイストでシックにまとまり、落ち着いた雰囲気です。ゲストテーブルのクロスも選ぶことができるので、より自分たちのイメージを実現できます。

コストについて

式場側からすると全体的にコストカットした印象だと思います。
私たち的には、定番的な料理のコースのお肉を国産にランクアップしたり、ドレスの金額はそこまで意識せず、こだわる所はこだわりました。最近はペーパーアイテムを手作りする方が多いですし、コストカットするならペーパーアイテムだと私も思っていましたが、実際に式場のものと自作できるもののサンプルを触って比べると紙質や受ける印象は大きく違いましたし、自作にかける時間がなかったことや、たまたま式場のペーパーアイテムの中に好きなテイストのものがありましたので、時間をお金で買うつもりで式場でお願いしました。

料理について

「結局印象に強く残るのは料理」とよく聞くので、美味しいところがいいなぁと漠然と思っていました。
見学の時に、高級なランクのコースの前菜とメインのワンプレート・焼きたてパン・デザートの試食をしていましたし、契約後にはなりますが、シーズンに分けてコース料理の説明や一部試食の機会があり、実際に料理長とお話しさせていただきながら細かい質問に答えていただき、納得してコース内容を選ぶことができました。
式後はゲストから「料理が美味しくて食べ過ぎた！」と男女問わず嬉しい声をたくさんいただき、こだわって良かったと安心しました。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

公共交通機関では正直不便です。最寄り駅からの徒歩時間も載っていますが、実際には結構な坂道で夜は薄暗く、女性ゲストには特に配慮が必要です。
打合せの時は最寄り駅まで式場スタッフが送迎してくださいますし、挙式当日はシャトルバスを出すことも可能なので、ゲストからの不満も特にありませんでした。
確かに不便な立地ではありますが、その分大通りから離れ、都会の中にあるチャペルから感じるような違和感はなく、街中に溶け込むように建っている暖かな雰囲気が感じられます。

スタッフ・プランナーについて

初めの見学で契約した時の担当の方が、実際の打合せが始まった時には異動になっていて、その挨拶が何もなかったことには違和感がありました。式場的には見学の時に各組につくのは営業スタッフのような感覚かもしれませんが、私たちにとっては最初に接する式場の方で、その方の印象も結果的に式場を決めるポイントになったので、悪気なくそういった対応をされる式場側には少し不信感を持ちました。

選んだアイテムについて

装花は1番コストカットしたところだと思います。お花をのせる花器の種類を見積りの中から見せてもらった中で白い鳥カゴに一目惚れし、ゲストテーブルの装花を鳥カゴにするとそれごとゲストに持ち帰ってもらえると聞き、決めました。チュールやリボンを持ち込み、花器一つだけで寂しくならないように装飾させてもらえましたし、装花担当の方にも手伝っていただきながら実際の披露宴会場でお花やチュールを並べながら当日をイメージして決められたので良かったです。
ドレスは持込不可で、iPadを渡され画像から選び、裏から持って来てもらいます。見学の時にもそのiPadだったのですが、見学用の簡易な方法かと思い込み、実際はドレスショップなどで見るようなラックに掛かっている中から自分の目で選べると思っていたので、最初の試着が終わった時にその事を打ち明けました。2回目以降は試着室のラックに掛かるだけドレスを掛けていてくれて、イメージとは違いましたが、私の不安を解消しようと手を尽くしてくれたことが嬉しかったです。ウェディングドレスは、このマリエール山手の大聖堂だから着られる、アンティークな雰囲気のドレスに出逢えたので、とても満足しています。
私の細かなこだわりで式場側にはたくさん我儘を言いましたが、結果的にドレスやブーケを含め披露宴会場全体の雰囲気を統一出来たので、思ったことは口に出してみて良かったと思いました。

この式場のおすすめポイント

衣装・食べ物・花・引出物を除けば持込自由だったので、受付スペースやフラワーシャワー、メインテーブル装飾等、手作りアイテムを持ち込んで飾っていただきました。ですが、式場側がもともと飾っている小物等もアンティークでヨーロピアンテイストでまとまっていますし、ウォルナットの木調小物や洋書、アンティークゴールドの写真立てやウェルカムトランク等、そのままで十分可愛いものがたくさんだったので、手作りアイテムと合わせて使わせていただきました。

• ガーデン
• パイプオルガン
• チャペルの天井が高い
• ステンドグラス
• 聖歌隊がいる
• 挙式での生演奏
• 外国人牧師
• オリジナル生ケーキ対応
• ガーデン演出ができる

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

「出来る限りお二人の希望やこだわりを実現させます！」と最初に言われたので、思ったことは全て言わせてもらいました。
人生一度の結婚式、どんなにケチだコストカットだ細かいうるさいと思われようが、妥協も諦めも一切するつもりはなかったので、とことん思いをぶつけました。そこにかけるコストの必要さ、紙面上ではなく実際に目で見て手で触って決めるこだわり、きっと式場スタッフからしたらすごくやりにくい新婦だったと思います。ですが、担当プランナー、ドレスコーディネーター含め、装花や料理等、嫌な顔ひとつせず、一つ一つの要望に最大限応えていただきました。
どれだけ満足のいく結婚式を挙げられるかは、自分が納得しているかどうかだったな、と今思います。関係を気にせずぶつかってみることが、結果的に他の誰にも出来ない、私だけの結婚式を叶えられたポイントだったと思います。

その他

式場任せだと王道のゲストハウスウェディングになりますが、こだわればこだわるだけオリジナルになりますし、持込可能なアイテムはどれだけ持ち込んでも持込料がかからないので、こだわりやイメージがある方はとりあえず相談してみるといいと思います。アルバムや写真は他の式場で挙げた人に聞くとかなり相場より高いので、予定がある方は最初の見積り時点で詳しく聞くことをおすすめします。