結婚式が、何とも、素晴らしい。結婚式自体が、既に、非日...

結婚式が、何とも、素晴らしい。結婚式自体が、既に、非日常の世界なのだが、映画の世界のようなムーディな夢の境地に、いざなわれる。司祭さんの英語に耳を傾け、賛美歌をオーデェンスも歌う。そして、独唱が、雰囲気を最高潮に盛り上げる。花嫁の父である私は、その音色に、心を傾けていると、自然に涙があふれ、ほほを伝わるくらいに大粒となる。その間、私は、娘の今までを、思い浮かべ、そして、自然と、両の手を合わせ、祭壇の前で頭を垂れていた。 神の存在が、信じられるほどの「ハカ」の状態に入りこむ。私たちは、新郎、新婦より早めに退出し、花びらを手にして、二人を待つ。そして、二人に「おめでとう」と声をかけて、花びらをかけるのである。 祭壇の前で、私は、娘を思い、涙する「個」の存在から、そして、神の存在を実感する「相対心」に「個」は昇華し、幸せ感を味わう。そして、式のフイナーレでは、花びらと共に、再び、「個」としての「我（われ）」に戻り、天に舞う花の化身は、地上に落ちて、実を結ぶ、「結実」の儀式となる。 何と、表面的には、美しくも、もの悲しく、人間のいとなみの最大の結実を予感させるような演出なのであろうか、そして、その心の底では、神への絶大なる信服をも、いざない、この「ハレの日」の到来に、神の与えし、因果を思い、そして、その行いの凄さに、ひれ伏すことであろうか、今、私は、結婚式の意味が、少し、分かったように思うのである。 子を生し、その子を育み、その子が、再び、子を生そうとする出発点に立つのである。その行為全てを、与えしものは、因果をつくりたもう、神なのであり、結婚式は、その神の一部分を、垣間見る事ができる、非日常の時間なのである。このことが実感できた、当結婚式場は、感動とともに、私の人生の一部分となったことに、あらためて感謝したいと思うのである。

• パイプオルガン
• バージンロードが長い
• チャペルの天井が高い
• ステンドグラス
• フラワーシャワーができる
• 挙式でゴスペル演出可
• 聖歌隊がいる
• 挙式での生演奏
• 外国人牧師
• ブーケトスができる