優美な自然と極上の食事による究極の幸せ。都会に佇む桃源郷。

挙式会場について

雰囲気を一言で表すと豪華絢爛。好みによって4パターンの挙式会場から自分のニーズに合う会場を選択出来る。2つのチャペルと1つの和風会場は本ホテルの目玉であり、基本的にはこの3会場から選ぶ人が多そう。しかし来訪者へのホスピタリティが見られたのは、さらに別の4つめのチャペルだった。このチャペルは他3つと比べると景観は劣るが、披露宴会場と同フロアに作られており、お年寄りなど大きい移動が困難な客にとっては1つのフロア内で挙式と披露宴会場両方に参加出来ることは大きなメリットがある。木材の材質の違いによっても差別化されているチャペルだが、ステージの後ろに色鮮やかな木々が見られる挙式会場は椿山荘ホテルの専売特許であり、椿山荘ホテルを選ぶ理由になる。

披露宴会場について

私たちは新型コロナウィルスの関係で家族内のみの披露宴を選択した。約20名ほどで執り行う予定となっており、今回大きな披露宴会場については選択肢に入っていない。恐らく多くの新郎新婦は友人や会社の同僚を呼ぶなどして数十〜数百人単位の披露宴を想定しているだろう。ホテルにもそういった巨大披露宴が行われる会場に注力したいという思いがあるかと拝察するが、椿山荘ホテルは小さい披露宴に対してもホスピタリティ満載である。特に優れているのが、小部屋に机と椅子があり、その後ろに小さなキッチンが併設されている部屋である。この部屋からは椿山荘ホテルの煌びやかな庭園を一望することができる。つまり、庭園を楽しんでもよし、キッチンでシェフが調理している一流の技を見て感心してもよしの贅沢部屋である。

料理について

和食が中心で、季節によってメニューが変わる。食事に相当な熱意を注ぎ込んでおり、プランナーからも絶大な自信を感じた。ハードルがスカイツリー並に上がりきった後の試食だったが、余裕で飛び越えられた。

カボチャのペーストはさっぱりと甘く
ナスは口に入れた瞬間ほろほろと溶け
肉と魚介は旨味の暴力

椿山荘ホテルを超える料理をふるまえる結婚式会場はあるのだろうか。いや、ない。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

椿山荘ホテルは、都心の中で自然に溢れたホテルを創るコンセプトで長い歴史を築いてきた。そうなると流石に駅から徒歩数分というわけにはいかず、最寄りの目白駅からも約2~3kmとなる。しかし、目白駅からバスで数分、池袋駅からのシャトルバスという交通網の豊富さと、帰宅時にはホテルにバス停がある関係で思ったより不便さを感じない。池袋駅は言わずもがな、目白駅も池袋駅から山手線で一駅なので、西武線などの沿線近くに住んでいる方もアクセスしやすいだろう。品川や神奈川などからならば湘南新宿ラインがあり、池袋駅というメガターミナルからの好アクセスという立地は、これだけの庭園を構えていることを考えるとアクセスは良いと言える。

スタッフ・プランナーについて

プランナーさんは終始丁寧で、式に関わる膨大な情報と説明を分かりやすく噛み砕いてくれる。適宜質問させてくれるため疑問も残りにくい。

スタッフの方々は通りかかる度に挨拶してくれ気持ちがいい。

プランナーさん自身も椿山荘ホテルで挙式した様子を見せてくれ、従業員さん全員が椿山荘ホテルに愛着と自信と誇りをもっていることが伺えた。

この式場のおすすめポイント

圧倒的な料理の品質が椿山荘ホテルの1番のセールスポイントだと思う。これまで数多くの有名ホテルで友人の結婚式に列席してきたが、言葉は悪いが料理については首を傾げてしまうホテルが多かった。ご祝儀は気持ちとはいえ、それにしてもこれは・・・と思ってしまうようなホテルもあった。椿山荘ホテルではブライダルについての相談をすると料理の試食をさせてもらえる。(おそらく要予約？)この料理をいただいた瞬間、もう他のホテルでの挙式は考えられなくなった。自分の家族にもこの料理を食べてもらいたいという思いが強く残り、舌包みを打っている家族の姿を想像するだけで嬉しくなる。それだけの料理のクオリティがある。あとは季節は限られるだろうが蛍も見られるような優美な庭園。他のホテルを選んで
「やっぱり椿山荘ホテルにしておけば・・・」と思うことはあるかもしれないが、逆はないのではないか。そう思わせるだけの圧倒的な質とホスピタリティがある。

• オリジナルメニュー対応
• TV・映画に登場する式場
• ガーデン
• シャトルバスあり
• 宿泊施設あり
• 宴会場からの夜景
• 宴会場から緑が見える
• 巫女の舞
• チャペルから緑が見える
• チャペルに自然光が入る

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

表参道やお台場など、led的な派手な煌めきが好みの方はもしかしたら逆ベクトルなタイプかもしれない。どちらかというと若い方よりも30代〜の方が気に入るのではないかと思う。若い方でも落ち着いていたり大人びていたりする方ならば合うかも。なんとなくだが、パフェを選ぶ時にいちごやチョコよりも抹茶を選ぶ方が好きそうなホテル。下見時にはぜひ料理の試食をおすすめしたい。あとは庭園の写真スポットや、雲海などのギミックは時間が合えば見ておいた方がよい。なんなら友人たちにおすすめの撮影スポットを教えておくとよいと思う。良い意味でオリジナリティ溢れるホテルなので、撮影スポットはたくさんある。ぜひたくさんの写真を撮って思い出に残してほしい。