厳かな神前式、華やかな披露宴が叶う会場です。

挙式会場について

挙式会場である東郷神社の本殿は、100名以上のゲストも一緒に入れる大きな本殿。
雅楽の生演奏と共に神主、巫女、両親とお庭を参進し、階段を上り鳥居をくぐると目の前にはゲストの皆様が。
白無垢でゆっくりとゲストの皆様の目の前を参進して本殿に入っていくあの体験は、一生忘れないと思います。感動しました。
ゲストの皆様からも、「厳かな挙式に感動した」「三々九度を初めて見た」等とコメントを頂きました。日本人として、日本の神様に結婚を報告し、皆様に見届けていただく。神前式にしてよかったなと心から思いました。
挙式の後は全員で記念撮影をすることが出来ますが、友達のカメラで撮影する時間はなく、そこだけ少し残念でした。

披露宴会場について（会場名：オランジェール）

窓も大きく、明るい雰囲気です。100名以上のゲストですと、高砂から末席（親族席）までの距離はやはり遠く、少し寂しい気もしました。
広めのテラスもあるので、お色直し後にサプライズでテラスから入場することも出来ます。
また、高砂向かって右側にはガラス張りのスペースがあり、そこでデザートビュッフェを行ったり、新郎新婦思い思いの演出を施すことが出来ます。私たちは、ゲストの皆様との思い出の写真を飾るスペースとして活用させていただきました。

コストについて

お料理とお酒は、それなりにお金をかけました。引き出物も、平均的な金額よりはちょこっとだけはみ出して、選びました。
引き出物は、男性ゲスト・女性ゲスト・目上（親類も含む）のゲストと、3種類用意しました。それぞれのニーズにあうものを贈ることができたので、良かったかな、と思います。

私は白無垢・色打掛・ウェディングドレスの3種類を来ましたが、ウェディングフェアのタイミングで申し込んだため、衣装2着目まで無料でした。なので、衣装に関してはお金を気にすることなく決めることが出来ました。

また、オープニングムービーやプロフィールムービーなどの映像関係は、すべて自分たちで作ったので節約できたと思います。

料理について

試食会で食べたお料理、すべてが美味しかったです。和食とフレンチで迷いましたが、フレンチのコースにしました。ゲストの皆様からも非常に好評で、特にこちらから尋ねていないにも関わらず、各方面から「そういえば、あの日のお料理最高だった！」「食器がすごく素敵だった！」とお褒めの言葉をいただきました。
鏡割りのお酒の銘柄も指定することが出来たので、非常に満足しております。余ったお酒は、ペットボトルに入れて持ち帰ることが出来ました。
また、ゲストの中で11月生まれの方には「Happy November Birthday」とメッセージを入れたデザートを特別にサーブしてもらいました。
その時のデザートを写真にとって、LINEのプロフアイコンにしてくれてる友達がいて、喜んでもらえてよかったなと思っています。笑

ロケーション（立地、交通アクセス）について

JR原宿駅も、東京メトロ明治神宮前駅からも、決して遠くはないです。
ただし、休日はどちらの駅周辺もものすごく混雑するので、会場にたどり着くまでに想像以上の時間がかかります。
神社までくれば、先ほどまでの混雑が信じられない程の静けさなのですが、人ごみをかき分けて会場まで来てもらうのは、お年を召したゲストにはちょっと酷かもしれません。
招待状に同封する地図には、JR原宿駅からの「抜け道」が示されているので、式直前はゲストの方にLINEをして、その抜け道からくるとラクですよーとアナウンスをしました。

スタッフ・プランナーについて

東郷記念館の特長として、いわゆる「ウェディングプランナー」がすべてをまとめるのではなく、お花はお花の専門スタッフ、音楽は音楽の専門スタッフといった形でそれぞれの専門スタッフと披露宴にまつわるすべてを新郎新婦が決めていきます。「ウェディングアシスタント」の方が全スタッフと連携をとってくれているので不便な感じはしませんが、打ち合わせごとに違う方と会わなければならないので、疲労感は増します。

また、各スタッフとの打ち合わせも「後日電話で決めましょう」等としていると、特に追いかけられもしないので、いざ電話して日程を決めようとしても「もうその日はいっぱいです」ということが何度かありました。
一度は、会社に嘘をついて打ち合わせに行った日も（笑）スケジューリングは新郎新婦が取り仕切り、早め早めに動くことをお勧めします。

全体的にスタッフのリソース不足が、見受けられました。皆様一生懸命にご対応していただけるのですが、非常にお忙しそうで、「こんなこと頼んだら悪いかな」と遠慮したくなる場面も何度かありました。

この式場のおすすめポイント

ゲストの方からよくお褒めいただけるのは、お料理のおいしさと、途中で演出として登場してもらった、アカペラ歌手のナマ歌です。
この歌手（男女ペア）の方が非常にフランクで、最初は新郎新婦の友人かと思ったとのこと…笑
でも歌いだしてみたらめちゃくちゃ上手で、すっごく盛り上がったようです。（その時新郎新婦はお色直し中）
ゲストに縁のある曲などをナマで歌ってもらえるので、とても良かったです。
あとは、乾杯をシャンパンでなく日本酒にしました。お料理をフランス料理にしていたので、あえて升ではなく、グラスに日本酒を注ぐスタイルでの乾杯です。後から「おしゃれでよかったよ～！」とお褒めいただきました。

• 駐車場あり
• 挙式に80名以上参列可
• 雅楽
• 参進ができる
• 挙式会場の伝統
• 友人の参列可
• 宴会場に窓がある
• 100名以上収容可
• パックプランあり
• 申込み前試食可

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

いくつか東京都内で神前式が出来る会場を回りましたが、挙式会場の広さ＋披露宴会場の明るさが決め手となりました。もう一つ候補に挙がっていた神社は、挙式会場は非常に素敵だったのですが、100名のゲストが入る披露宴会場に窓がなく、暗い雰囲気が気になって、やめてしまいました。

唯一本当に残念だったのは、私たちの前の回の披露宴が長引いたことで私たちの披露宴開始時間が押してしまい、ゲストの方々を長くお待たせしてしまったことです。
なぜ披露宴が始まらないのかを、親からゲストの皆様に説明してまわってもらいましたが、あのような事態の時は、スタッフの方からアナウンスをしてほしいです。
結局、2次会の幹事のメンバーは披露宴最後まで出席できず途中退出。お食事も最後まで堪能していただけませんでした。
私達もかなりバタバタで式場を後にし、急いで2次会会場に向かいましたが、1時間近く遅刻してしまい、2次会からのゲストの方にもかなりお待たせをしてしまいました。
後日、東郷記念館の方から謝罪とお詫びのお食事にご招待いただきましたが、会場費用などは一切お値引なく終わりました。代わりに、ホテルの宿泊券を頂きました。しっかりと披露宴をマネジメントして、時間がおすことのないようにしていただきたいです。