紅葉も祝ってくれる軽井沢の自然に囲まれて喜びを共有したい方に

挙式会場について

新幹線発着駅でもある軽井沢駅から（送迎バスで）約15分。町の喧噪から離れ、小高い丘に登っていくと林の中にそっと現れるホテルブレストンコート。挙式会場はホテル前からバスに約2〜3分乗って到着する「石の教会　内村鑑三記念堂」。名前が表現しているとおり、無数の石の組み合わせで作られたその教会は周辺の林と一体化するかのような（例えるなら、石橋を幾重にも組み合わせたような）神秘的な建物。神聖な挙式をすることにこだわり、教会内での参列者による写真撮影は禁止ですが、参列者は「証人」として立ち会うという意味も込められているため、それはそれで満足できる雰囲気でした。挙式後、ライスシャワーの起源などを聞き、それを実施。教会の外での記念撮影は参列者にとっては絶好の撮影タイムとなります。

披露宴会場について

シャンデリア等派手な電飾、装飾は殆どありません。その分、新郎新婦が着席する背景は全面が大型映画館のようなスクリーン状態。そこに新郎新婦の生い立ち、エンドロールなどが映し出されるのはもちろん、配膳されるメニューの紹介などが映し出され、和食とその他の料理の選択をする場合には、それぞれの料理長が生出演で料理の紹介をし、参列者がセレクトできる演出があります。派手な装飾がない分、シンプルな壁を利用しての、まさに新郎新婦色に染める、その意味のある演出方法に、目から鱗状態でした。

料理について

その日は、和食とフランス料理から選択できました。（私は）フランス料理を選択しました。前菜2種の後、魚料理、肉料理が配膳されるのですが、ともに2つのメニューがあり、それを背景に映し出されたスクリーンを見て選ぶことができました。デザートも同様の選択をすることができ、運ばれてくるまでどんなものが出てくるのか？というじらしがなく、披露宴を楽しみながら、しっかり料理も味わうことができるという演出だと感じました。同席したテーブルには1歳の赤ちゃんがいたのですが、アレルギーがあるか確認し、それにともなうメニューを作るためお時間を少々いただきますという、丁寧な断りもあり、気配りの行き届いた料理サービスだと感じました。味に関しては、普段食べ慣れていないフランス料理ということもあり、一口目から緊張しましたが、濃すぎず、懲りすぎない味に、日本人の舌に合わせてくれた料理長の気遣いを感じた後味に感激しました。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

新幹線発着駅でもある軽井沢駅から（送迎バスで）約15分。町の喧噪から離れ、小高い丘に登っていくと林の中にそっと現れるホテルブレストンコート。その送迎バスは駅の南口降りてすぐの場所（屋根付き）にあり、ドライバーさんも（小雨降る中）外に出て待っていてくれていたという状態でした。
挙式をするための教会にはバスに乗っていきました（約2〜3分）。しかし、実は披露宴が行われるホテルには徒歩数分で戻ることができる（階段無しの）歩道橋があり、小高い場所の広く、かつ高低差ある敷地をうまく利用した、導き（水先案内）方法に歩く楽しみを味わうことができました。

スタッフ・プランナーについて

テーブルに各担当者が付き、メニューのセレクトの聞き回り、配膳等、気配りが（スタッフにも負担がかからないよう）シンプルかつ存分に行き渡るようなおもてなしでした。

この式場のおすすめポイント

赤ちゃんには赤ちゃん用の離乳食があり、食品アレルギーがあるかどうかという、確認もあります。さらに小学生ぐらいの子供には、大人とは違うメニューで、待ちくたびれないよう大人より先に配膳されました。
私服でホテルに来た男性用の着替え室もあり、10人以上入室しても、たっぷり余裕のある部屋で不快感は全くありませんでした。使用後に100円が返金されるロッカーにも助かりました。

• 宿泊施設あり
• 新幹線停車駅が最寄駅
• 送迎サービスあり
• シャトルバスあり
• 駐車場あり
• チャペルから緑が見える
• 温泉地・観光地

その他

それぞれの季節に対応した自然風景がある軽井沢だと思います。今回の場合は都会より一足早い紅葉の林に囲まれた秋の軽井沢を、限られた敷地ではありながら、味わうことができ、建物内でもその外でも飽きない時間を過ごすことができました。よって、やはり予約が取りづらいというのが納得できる、秋はオススメの季節だと思いました。