①牧師さんが、近くの...

①牧師さんが、近くの教会の本物の牧師さん（アメリカ人）だった。
②スタッフは2若い女性が多いのですが、ずいぶんとしっかりしていて対応も丁寧で気持ちよかったです。
③挙式に関しての作業（打合せ、衣装合わせ、当日の進行など）が合理的かつ丁寧。
④挙式場のみで、披露宴はそこではできない。別会場を紹介してくれる。
⑤シンプルウエディングを求める人にとって、とてもリーズナブルな式場と思いますが、オプションをつけていくと当然のことながら、どんどん料金は上がります。例えば、挙式の際にたくさん写真撮影をしてくれ、直後にパソコン上で見て、その場でアルバムにする写真を選ぶのですが、あまりにもたくさんあって、それも真剣な表情、笑っているところ、見つめあっているところなど、いろいろな角度からの様々な表情のものがあります。なので、私は全部ほしい！という気持ちになってしまいました。それでも、ずいぶん絞って、全部で（和装・洋装、家族写真も）１２枚、結局、写真アルバム代が挙式料よりも高くなりました。が、両家の親にとっては、あとから何度も見られる写真がたくさん残ってとても嬉しいみたいです。兄夫婦や友達にも、こんなにたくさん写真があるなんてかえってうらやましいと言われました。
⑥式場の内装は、コンクリート打ちっぱなしの壁で、現代建築風でおしゃれ。挙式中のろうそくは、電気で、ちょっとしょぼかった。でも、写真に写る分には気にならない。

＜アドバイス＞
①「おめでたいことだから」「一生に一度のことだから」ということで、あれもこれもとどんどんプラスされていくのが結婚式。女性にとっては、お姫様願望を満たす場でもあるでしょうが、現実感覚も忘れないでおきたいところと思います。
私の場合、せっかくやるのならと、ある格式のある神社にはじめ問い合わせをしました。電話で問い合わせたのですが、料金のことなど聞いているときに、ぽろっと「そんなにするのですか」と言ってしまったところ、「一生に一度のことですし、こちらで挙式される方でそんなことおっしゃった方はこれまでにどなたもおられません」とぴしゃり。個人を大切にするというよりも、その神社の格式の方を重んじる感じがして、それは自分の価値観に合わないと思い、すぐに選択肢から外しました。
自分がどんな式をしたいのかのイメージを、あちこち調べたり問い合わせていく中で作っていけるといいと思います。いろいろ見るうちに、これはいらない、これは絶対に欠かせない！など、自分の価値観が明確になっていくということがあります。また、自分だけでなく、二人の価値観のすりあわせをする機会でもあり、これは一緒に生活していく者にとっての最初の試練でもあります。なので、どんな式にするのか、あるいは、しないのか、親とはどんな風に話をすすめるのかなど、式をするにしてもしないにしても思っていることを遠慮したり我慢したりしないでよくよく話し合えると、その後の二人の生活もよく話し合えるものとなっていくのではと思います。
②「結婚式は親のためのものだ」とよく友達に言われていたのですが、実際に体験して、本当にそうでした。特に女性にとっては、親との別れの作業の場でありプロセスです。儀式は気持ちの切り替えを助けるはたらきがあります。なので、「お別れの儀式」としての側面も考慮して、ご両親にとっても納得のできるものにできるとよいと思います。